概要
地域とリアルなコミュニケーション(対話)を通じて、社会課題を自分事して捉え、新たな未来を牽引する人材開発プログラム(オンラインでも実現!)
豊かな発想や専門性を身に付け、 多様な他者と協働しながら、新たな価値やビジョンを創造し、 社会課題や生活課題に「新しい解」を生み出せる人材を育成します。社会課題や生活課題の当事者として、課題の構造を見極めながら、自分に足りない知恵を集め、 異なる他者との対話を通じて、協働的な学びを実践します。
特徴
- 全国各地の地域の方々とのオンラインによるコミュニケーションを通じて、社会課題を捉えなおすことができる(当事者意識の醸成)
- サステナブル経営に必要な知識の習得と、地域(異なる他者)とのコミュニケーションによって、社会課題を構造的(システム思考)に捉えることができる
- 地域の方々とのオンラインツールを活用したインタビューにより、実践的なファシリテーション力の向上ができる
- 地域との社会課題の共通認識から、社会課題解決に向けたスタートを切ることができる
- 知識のインプットと地域の方々とのコミュニケーションによる協働・共創の学び
- オンラインツールを活用したコミュニケーションでタイムリーに、スピーディに実施できる
- SDGs専門家の佐藤真久教授(東京都市大学)によるWW型問題解決モデルによって体系的に学ぶことができる
- 人的資本の情報開示、ESGへの取り組みへのリアルな情報をキャッチアップできる
対象
- エンゲージメントを高める環境リテラシーへの学びを促進する新入社員研修
- 異なる他者との関りによる視野拡大を目指す中堅職員研修
- 社会課題を敏感に感知する次世代経営を担う管理職研修
- マインドフルネスによるセルフケア研修、中堅~管理職層
- SDGs推進、SDGsの経営への統合をミッションとする担当者の研修
解決可能な課題
- SDGsについての取組みを何から始めていいから分からない
- ESG、人的資本の情報開示などに向けた、具体的なアクションプランを描きたい
- 2050年を見据えた人材育成について、効果的な研修を始めたい
- サステナビリティに対する社員の当事者意識の醸成を図りたい
- 社会貢献、地域との繋がりを持った取組みを強化していきたい
企業課題、育成ステータスに応じたプログラム
時間 | テーマ | サブタイトル | ワーク・ツール |
導入 1日研修 | 問題解決研修 | 地域とコミュニケーションにより社会課題を感知する | ・オンライン可 ・オフライン可 ・ハイブリット可 |
集中型 1泊2日研修 | 問題認識研修 | 地域での体験による社会課題の当事者意識の醸成する | ・オフライン可 ・ハイブリット可 |
実践編 3日間 | 統合的問題解決研修 | 地域との対話による共創する | ・オンライン可 ・オフライン可 ・ハイブリット可 |
プロジェクト型 6~12か月 | 探求型問題解決研修 | システム思考とデザイン思考の往還による、地域との対話による協働 | ・オンライン可 ・オフライン可 ・ハイブリット可 |
【導入 1日研修】問題解決研修~地域とコミュニケーションによる~
時間 | 内容 | ワーク・ツール |
00:00-02:00 | 1.時代を認識する ~会社と社会の持続性を実現するSDGs経営~ ・時代認識とSDGsの歴史的俯瞰 ・SDGsの特徴、社会背景、世界観 ・ESGと企業経営の連動的枠組み ・SDGsの自分ごと化:日本の社会課題との関連づけ ・事例を活かしたシステム思考習得 | 【ワーク】 ・講義 ・個人ワーク ・グループワーク 【ツール】 ・31の社会解決マップ ・新聞を活用したシステム思考ワーク |
02:00-04:00 | 2.社会課題発見の過程 ~地域の社会課題を演繹的探究する~ ・地域の課題を調査する ・システム思考を活用したインタビュー項目を作成する | 【ワーク】 ・講義 ・グループワーク 【ツール】 ・Human abundanceインタビューツール |
04:00-07:00 | 3.社会課題発見の実践 ~地域の社会課題を帰納的探究する~ ・地域の方々とのコミュニケーション ・インタビューをもとにした因果ループ図の作成 ・仮説の検証 | 【ワーク】 ・オンラインインタビュー ・因果ループ図作成 |
07:00-08:00 | 4.社会課題解決に向けて ~組織・個人として取組めること~ ・身近に感じた社会課題 ・社会課題と企業・個人の繋がり ・持続可能な社会に向けてのまとめ | 【ワーク】 ・講義 ・グループワーク ・個人ワーク ・発表 |
【集中型 1泊2日研修】問題認識研修 ~地域での体験による社会課題の当事者意識の醸成~
時間 | 内容 | ワーク・ツール | |
1日目 | AM | 移動 | |
13:00-17:00 | 1.魅力発見の過程 ・オリエンテーション ・地域の魅力の探索 ・諸感覚の活用 ・探索・観察を通した内発的動機づけ ------------------------- 【ワーク例】ご要望に応じてカスタマイズしています *地域特有のフィールドワーク 例)畜産と農業のサステナブルな関係性を知る *地域の方々との対話 | 【ワーク】 ・講義 ・フィールドワーク | |
17:00-18:00 | ・1日目の振返り | 【ワーク】 ・個人ワーク ・グループワーク | |
2日目 | 09:00-12:00 | 2.社会課題発見の過程 ~地域の社会課題を帰納的探究する~ ・フィールド調査の計画・実施 ------------------------- 【ワーク例】ご要望に応じてカスタマイズしています *地域を体感を伴い知る 例)有機農業にかける情熱に触れるとともに、その苦労を、作業を通じて実感する | 【ワーク】 ・講義 ・フィールドワーク |
12:00-13:00 | 昼食 | ||
13:00-15:00 | 2.社会課題発見の過程 ~地域の社会課題を帰納的探究する~ ・フィールド調査に基づく課題の検証 ・因果ループ図の作成 ・仮説の検証 | 【ワーク】 ・講義 ・グループワーク | |
15:00-17:00 | 3.社会課題解決に向けて ~組織・個人として取組めること~ ・身近に感じた社会課題 ・社会課題と企業・個人の繋がり ・持続可能な社会に向けてのまとめ | 【ワーク】 ・講義 ・グループワーク ・個人ワーク ・発表 |
実践編 3日間 統合的問題解決研修
時間 | 内容 | ワーク・ツール |
1日目 SDGsを理解する 講義 個人ワーク、 グループワーク 中心 | 1.時代を認識する ~会社と社会の持続性を実現するSDGs経営~ ・時代認識とSDGsの歴史的俯瞰 ・SDGsの特徴、社会背景、世界観 ・ESGと企業経営の連動的枠組み ・SDGsの自分ごと化:日本の社会課題との関連づけ ・事例を活かしたシステム思考習得 2.SDGsの本質を捉える ・持続可能な社会の構築にむけて ~開発アプローチの変遷 ・MDGsとSDGs ~異なる社会背景と問題認識~ ・グレートリセット(WEF、ダボス会議) ・経済・社会・環境の統合~SDGsを中長期的なチャンスととらえる~ 3.複雑な問題の理解を深める ~優先課題を特定する~ ・個々のSDGへのタグ付けから、相互連関のSDGsへ ・“複雑な問題”とその問題解決 ・システムによる複雑な問題の解決へ 4.これまでの協働、これからの協働 ・ステークホルダーとの連携・協働の在り方 ・「事業成果重視型」の協働と「協働プロセス重視型」の協働 ・これからのパートナーシップ 5.SDGsの実践例 ・環境課題と社会課題の同時解決にむけた取組み ・企業の取り組み事例(好事例、SDGsウオッシュ事例) | 【ワーク】 ・講義 ・個人ワーク ・グループワーク 【ツール】 ・31の社会解決マップ |
2日目 現場・地域の 実態を知る メインは、地域とのオンラインを活用したインタビュー | 6.社会課題発見の過程 ・地域の課題を調査する ・システム思考を活用したインタビュー項目を作成する 7.社会課題発見の実践 ・地域の方々とのコミュニケーション(オンラインツールを活用し) ・インタビューをもとにした因果ループ図の作成 ・仮説の検証 | 【ワーク】 ・講義 ・個人ワーク ・グループワーク ・インタビュー (オンライン) 【ツール】 ・Human abundanceインタビューツール ・因果ループ図ツール |
3日目 解決策提案の 過程 2日目にインタビューした内容をもとに、解決策の立案 | 8.解決策提案の過程 ・新聞記事を活かした地域課題の捉えなおし 9.社会課題解決に向けて ~組織・個人として取組めること~ ・身近に感じた社会課題 ・社会課題と企業・個人の繋がり ・持続可能な社会に向けてのまとめ ・実行案の設定 ・具体的企画の立案 ・実行力を持ち寄る協働 ・実行案の検証 | 【ワーク】 ・講義 ・個人ワーク ・グループワーク 【ツール】 ・新聞を活用したシステム思考ワーク ・オンラインインタビュー |
プロジェクト型 3~12か月探求型問題解決研修
時間 | 内容 | ワーク・ツール |
STEP1 SDGsを理解する | 1.時代を認識する ~会社と社会の持続性を実現するSDGs経営~ ・時代認識とSDGsの歴史的俯瞰 ・SDGsの特徴、社会背景、世界観 ・ESGと企業経営の連動的枠組み ・SDGsの自分ごと化:日本の社会課題との関連づけ ・事例を活かしたシステム思考習得 2.SDGsの本質を捉える ・持続可能な社会の構築にむけて ~開発アプローチの変遷 ・MDGsとSDGs ~異なる社会背景と問題認識~ ・グレートリセット(WEF、ダボス会議) ・経済・社会・環境の統合~SDGsを中長期的なチャンスととらえる~ 3.複雑な問題の理解を深める ~優先課題を特定する~ ・個々のSDGへのタグ付けから、相互連関のSDGsへ ・“複雑な問題”とその問題解決 ・システムによる複雑な問題の解決へ 4.これまでの協働、これからの協働 ・ステークホルダーとの連携・協働の在り方 ・「事業成果重視型」の協働と「協働プロセス重視型」の協働 ・これからのパートナーシップ 5.SDGsの実践例 ・環境課題と社会課題の同時解決にむけた取組み ・企業の取り組み事例(好事例、SDGsウオッシュ事例) | 【ワーク】 ・講義 ・個人ワーク ・グループワーク 【ツール】 ・31の社会解決マップ |
STEP2 2回目 魅力発見の過程 | 6.魅力発見の過程 ~地域の社会課題を帰納的探究する~ ・地域の魅力の探索 ・諸感覚の活用 ・探索・観察を通した内発的動機づけ ・地域の方々との対話 ------------------------- 【ワーク例】ご要望に応じてカスタマイズしています *地域特有のフィールドワーク 例1)畜産と農業のサステナブルな関係性を知る 例2)工場体験、セリ体験を通して、水産業の理解する | 【ワーク】 ・講義 ・フィールドワーク ・グループワーク |
STEP2 3回目 課題発見の過程① | 7.課題発見の過程 ・地域課題にもとづく、現地調査・課題検証を実施する ・仮説の検証 ------------------------ 【ワーク例】ご要望に応じてカスタマイズしています ・事例の中にある時間の変化、要素(環境、社会、経済、文化)の関係性を理解する ・関わる主体の役割と機能について理解する | 【ワーク】 ・講義 ・フィールドワーク ・グループワーク |
STEP3 4回目 課題発見の過程② | 8.課題発見の過程 ・インタビュー項目を作成する ・インタビューの実施 ・仮説の検証 ------------------------ 【ワーク例】ご要望に応じてカスタマイズしています ①地域の変化を好循環、悪循環、変化なしで捉える。 ②地域の変化に影響をもたらす、様々な要素を抽出する。 ③バランスループ、拡張ループの事例を作成してみる。 ④それらのループを繋げて地域における要素間のループ図(案)を作成する。 | 【ワーク】 ・講義 ・オンラインインタビュー ・グループワーク |
STEP3 5回目 優先課題を | 9.解決策提案の過程 ・新聞記事を活かした地域課題の捉えなおし ・ツール類を活用した課題設定 SDGSとの関連付け ・因果ループ図の完成 ----------------------- 【ワーク例】新聞記事を活用したシステム思考 世の中は複雑な問題があり、システム思考と協働が重要であることが理解する 例)参考新聞記事を用いて「12つくる責任 つかう責任」「3すべての人に 健康と福祉」に関連していそうです。他にも「17の目標」の中で関連しているものがないか話し合ってみましょう。 | 【ワーク】 ・講義 ・個人ワーク ・グループワーク 【ツール】 ・新聞を活用したシステム思考ワーク |
STEP4 6回目 目標設定する | 10.解決策実行の過程 ~組織・個人として取組めること~ ・身近に感じた社会課題 ・社会課題と企業・個人の繋がり ・持続可能な社会に向けてのまとめ ・実行案の設定 ・具体的企画の立案 ・実行力を持ち寄る協働 ・実行案の検証 | 【ワーク】 ・講義 ・個人ワーク ・グループワーク ・発表 【ツール】 ・Human abundanceプレゼンテーションツール |