【SDGsコラム(Z世代の視点)】畜産業が地球温暖化に繋がるの?デンマークは植物性食品が超充実
Hej! Human abundance インターン生のみさです。私が現在留学をしているデンマークは、先進的な取り組みやユニークなアイデアの宝庫。
そんなデンマークで私が発見した、SDGs やエシカルに関する情報をシェアしていきます。
ヴィーガンのミルクの選択肢が豊富
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今回は「食」についてご紹介。
デンマークは、ヴィーガン・ベジタリアンが日本よりも圧倒的に多いことに驚きました。
レストランのメニュー表にヴィーガン・ベジタリアン表記があることも多く、外食にも困らなさそうです。
こちらの写真の 3 つは全てミルクですが、中央はソイミルク、右手はオールミルク。左手のミルクを生産するのは、デンマークに本拠を置く乳製品メーカー「Arla Foods(アーラフーズ)」。
世界の CO2 排出量削減やリサイクル可能なパッケージの開発など、サステナビリティに配慮した取り組みを多く行なっています。
こちらはスーパーマーケットで撮影した一枚。
ミルク売り場には、ライスミルク・ソイミルク・オーツミルクと、植物性ミルクがずらりと並んでいます。
個人的には、ソイミルクの中でもさらに種類が細分化されていることに感動しました!
ミルクに限らずバターなども、植物性のものが店頭に並びます。
気候変動への意識が高い若者が多い
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私は学校で寮生活をしており、シェフが作った食事を食べています。
私の学校では、ガッツリと肉や魚を食べる日は週に 1回程度。
ヴィーガン・ベジタリアンの生徒も多く、毎回の食事に「VEGANER(ヴィーガン)」「VEGETAR(ベジタリアン)」などのサインが置かれます。
生徒はそれを目印に、自分が食べられる食事を認識し、お皿に盛っていきます。
ヴィーガン・ベジタリアンの友達にそのきっかけを聞いたところ、「自分で生計を立てるようになり、食費を削りたかったため。」「肉の質感や味が苦手だから。」「その方が体の調子がいいから。」など人それぞれ。
しかし、私の周りで圧倒的に多かったのは「地球環境を守るため。気候変動に危機感を覚えたから。」でした。
家畜の飼育土地を確保するための森林伐採。
牛肉の生産による大量の水の使用。家畜による大量のメタンガスの放出。
畜産業による環境への影響を考えた結果、食生活が変わっていったと教えてくれました。
ヴィーガン・ベジタリアンにフレンドリーな社会
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日本では植物性食品の充実度はまだまだ低いのが現状。
食の選択肢が増えることで、ヴィーガン・ベジタリアンに挑戦するハードルも下がり、食生活から地球温暖化問題にアプローチするライフスタイルを選択する方も増えるのではないでしょうか。
担当:みさ