【SDGsコラム(Z世代の視点)】使い捨てに、さようなら。デンマーク発「繰り返し使える」綿棒とティッシュを使ってみた
Hej! Human abundance でZ 世代ライターをしているみさです。私が留学をしていたデンマークは、先進的な取り組みやユニークなアイデアの宝庫。そんなデンマークで私が発見した、SDGs やエシカルに関する情報をシェアしていきます!今回は、デンマークのスタートアップ発のブランド「LastObject」(https://lastobject.com/) をご紹介します。 2018 年の設立以来、ティッシュやコットンなどの使い捨て製品を代替する、再利用可能な製品を生み出し続けています。留学中に実際に購入したものの写真とともに、2 つの製品をレポートします!
最初に生み出された「LastSwab」
会社設立以来、最初に発売されたのは「LastSwab」という綿棒。用途によって使い分けられるよう、「Original」「Beauty」「Baby」の3 種類があり、それぞれ先端の形が異なっています。私は形の可愛さから「Baby」のPeach という色を購入しました。笑
カラーバリエーションも豊富で、持っているだけで気分が上がります。洗って繰り返し使うことで、約1,000 回再利用することができるそうです。ケースにはオーシャンバウンドプラスチック(海岸から50km 以内の内陸部に破棄されてしまっているプラスチック)を使用しており、ここでも地球環境の保護に繋がる工夫がありました。
3,100 枚のティッシュを削減できる「LastTissue」
こちらは繰り返し使えるティッシュの「LastTissue」です。ポケットティッシュタイプの「Pack」と箱ティッシュタイプの「BOX」があり、私は「Pack」の「Turquoise」を購入。シリコンでできたケースはスベスベしており、中身のオーガニックコットンでできたティッシュ同様に肌触りがいいです◎
ケース下にある穴から、使い捨てティッシュのように引き出して使うことができます。衛生面が気になるところですが、ケースの中にある仕切りで使用済みティッシュと未使用ティッシュを分けることができるのでご安心を。中には6 枚のティッシュが入っており、洗って畳んでしまい、繰り返し使うことができます。
デザイン性のある製品と一緒に、楽しいサステナブルライフを過ごそう
今回は、デンマーク発のサステナブルな製品をご紹介しました。2021 年12 月当時、私が住んでいたデンマークのエリアには取り扱い店舗がなく、フィンランドに旅行に行ったタイミングでヘルシンキのデパートで購入しました。販売場所を探すのも一苦労で、お店の人に聞いても分からず、商品の認知度がまだそこまで高くないということを実感したことを覚えています。
久しぶりに「LastObject」を検索してみたところ、くり返し使える生理用ナプキンも発売されていました。また、一部商品に関しては日本の店舗やECサイトでも購入できるようです。日用品の使い捨てをやめるところから、サステナブルな生活をはじめたいという方、ぜひ1 つ手にとって試してみては?
担当:みさ