越境経験による五感塾_「人間力」をテーマにした「探究プログラム」の事例紹介(サントリー労働組合様)_1/3

新潟五感塾

新潟県上越市、うつくしい棚田を撮影に写真家たちが四季折々のタイミングで撮影に訪れるスポットがある地域。

今回は、新潟五感塾と題して、サントリー労働組合様の教育プログラムのコーディネイトを申し上げました。

企業研修を行う目的は、スキル・知識などのインプット型の教育研修を主に人材育成を行っていますが、労働組合としては、地域貢献をしている方などの価値観に触れることによって人間力を向上させる教育研修に取組んでいらっしゃいます。

これまで、岩手県陸前高田市などで、教育研修に取り組んできていらっしゃいますが、地域別に取り組むことを考慮にいれ、新潟県でも実施することになりました。

参加者は若手の人材を中心に、11名の参加者です。

どのような機会になったのか、レポートします!

2日間のスケジュール

1日目

セッション内容時間

オリエンテーション

・受入れ組織とのご挨拶

・体験型企業研修の流れ

・サントリー労働組合様よりプログラム趣旨のご紹介

・Human abundanceよりプログラムの趣旨紹介

13:00-13:20

地域探索アクティビティ

・キョロロ小林さんより講義

・里山についての理解

13:30-15:00

ライフスタイルアクティビティ

・地域社会形成、里山保全における相互扶助を身を持って体験

・棚田、荒廃棚田の見学

・草刈り体験

15:00-17:00

2日目

セッション内容時間

アクティビティ

(昼食)

バックカントリーバイク
 (ハイキングとサイクリング)
9:00-13:00
振返り

・各々の体験の振り返り

・気づき、体験を共有

・自分への手紙

13:00-14:30

ではスタート!

すこし朝早い集合でしたが、みなさん元気に集まっていただきました。

朝からすごい食欲で、楽しい旅がはじまりました。

地域探索アクティビティ 

どちらの地域でもまず、行うのはプログラムの概要・目的をまず共有します。

今回は、サントリー労働組合様とご一緒にしておりますので、テーマはサントリーの企業理念でもある「水と生きる」です。水を語るときに、重要な機能を果たすのが、里山です。

里山の意義を「森の学校」キョロロの学芸員、小林さんよりお話をいただきました。

まずは、腹ごしらえ。地域の山菜を堪能させていただきます

四季の恵み、山菜の味は格別です!

ご飯を食べ終わった後は、館内の見学です。

後ろのグラフのようなものは何を表しているのでしょうか?

お昼を食べた後は、まず、運営事務局より今回のプログラムの趣旨をご説明いただきました!

サントリー労働組合は、豊かな人生の実現をビジョンに活動されています。

その教育機会に、この五感塾があることを共有します。

そして、弊社からもプログラムのコンセプトなどをご説明させていただきす!

体験型企業研修は、”気づく”力を向上させるプログラムです。

非日常、多様な価値観に触れることから、「こんなこと感じたことなかった。自分の大切にしている価値観ってこんなことなのかもしれない。」

よく生きる、よく働くことを、能動的に養うことができます。

キョロロの小林さんより、環境サイクル、里山についてお話をいただています。

小林さんは、里山の研究を専攻されていましたので、アカデミックに、そして分かりやすく解説をしていただけます。

インプットの後は、フィールに出てワークショップです!

食物連鎖のレクチャーを受けた後。

さて、池にはどんな生き物が生息しているでしょうか?

手の中には!

女性は、「キャーキャー」言いながら

小林さんは、生物に対して愛に溢れています!まあ、昆虫、植物について、詳しい!

植物連鎖などをワークした後の、里山で重要なブナ林の見学です。

ブラ林に入りますと、夏場でもすっと、涼しくなります。

このミルフィーユ上なものが、水の循環のキーなんです!

「地域探索アクティビティ」楽しんでいただけました!

つづく