【文科省後援】冬の探究サミット2022~時代は“探究モード”へ~

 

サミットタイトル

時代は“探究モード”へ

~企業と高校が連携した探究(越境学習)で、社会に開かれた教育へ~

 

サミット概要

株式会社トモノカイが主催する探究サミット(後援:文部科学省)において、企業と高校と連携した越境学習の可能性についてのセッションをヒューマンアバンダンス株式会社(旧・株式会社ビジネス・サクセスストーリー)が担当します。

高校では、今年度より「総合的な探究の時間」への取り組みが本格化しました。探究の見方・考え方を働かせ,横断的・総合的な学習を行うことを通して,自己の在り方生き方を考えながら,よりよく課題を発見し解決していくための資質・能力を育成することを目指した学習です。 総合的な学習(探究)の時間:文部科学省 (mext.go.jp)

一方、企業は人的資本の情報開示が市場から求められていく中、HRとしては何をどのように実施をすればいいのか、まだまだ明確になっていない企業が散見される中、とりあえず社員のデータを採るなど実施をすると耳にします。タレントマネジメントを実施して行く上でも、どのような人材を育成したいのか、そのビジョンが何より重要です。SDGs、ESGのコンテクストから、経済産業省の「未来人材ビジョン」において「探究力」向上の提言がなされました。「探究力」とは、社会課題や生活課題の当事者として、 課題の構造を見極めながら、自分に足りない知恵を集め、 異なる他者との対話を通じて、協働的な学ぶことを指しています。20220531001-1.pdf (meti.go.jp)

今後、探究は高校、大学、企業と連携していきながらの、生涯探究のステージに向かってまいります。

本サミットにおいては、高校、大学、企業の接続をどのように実施していくことが求められるのか、企業の人事担当者、高校の先生に対して、お伝えするサミットを開催いたします。質疑応答を含む双方向な実施によって探究知見の取得が可能なライブセッションと、当日には時間が取れないが探究について学びたいという参加者に向けた期間限定公開の動画セッションのハイブリッド開催を予定しています。

初開催から三年を数え、毎回のべ1,000を超える教員が全国各地から参加する恒例イベントとなっております。これまでに、朝日新聞社やYahoo! JAPAN社などの企業にも登壇いただいており、日ごろから企業との接点を持ちたいと考えている教員からご好評をいただいております。

2日間に渡ってのセッション開催される中、弊社はセッション4の「高校と企業が連携した探究(越境学習)で、社会に開かれた教育へ」を担当します。

今回ご登壇いただくのは、越境学習プロ、2018年より越境学習の企画運営を手掛け人材育成に取り組んでいるNECマネジメントパートナー株式会社逢坂浩一郎氏、東日本復興事業、ヤフー社員と東北の若手漁師が、日本の水産業を「カッコよくて、稼げて、革新的」な新3K産業に変えるべく立ち上げた「フィッシャーマン・ジャパン」の事務局として活動している松本 裕也氏、社員の人間力の向上を掲げて「五感塾」実践しているTHE SUNTORY UN!ON 段 将大氏と総花的ではない、実践的な話をお聞きできる豪華な登壇者をお招きいたします。

VUCA時代のサステナブル人材の育成について、他社の事例や取組みへのヒントを掴みたいHR部門の皆様、及び企業と連携した探究学習を模索している高校の先生方にお届けるするサミットです。

 

 

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セッション紹介

12/17(土)

10:00-11:30 セッション1:基調講演 “探究モード”への挑戦
【講師】
・佐藤真久(東京都市大学大学院 教授)
・田村学(國學院大學 教授・文部科学省視学委員))
12:30-13:30 セッション2 :"総合型選抜の今 探究を通じた高大接続の実例
【講師】
・山崎慎一(桜美林大学教育探究科学群准教授)

12/18(日)

10:00-11:30 セッション4: 高校と企業が連携した探究(越境学習)で、社会に開かれた教育へ
川九健一郎(ヒューマンアバンダンス株式会社(旧・株式会社ビジネス・サクセスストーリー))、(①NECマネジメントパートナー株式会社、②一般社団法人フィッシャーマンジャパン、③THE SUNTORY UN!ON、④NECネッツエスアイ株式会社)

12:30-13:45 セッション5 :"先生×生徒で対談! 自由すぎる研究と探究学習が広げる可能性
【講師】
・久枝昂弘、小笠原優海(大妻多摩中学高等学校)
・西山正三、長友光(宮崎県立宮崎東高等学校定時制夜間部)
・樫本英人、黒岩夕綺(長崎県立長崎東高等学校)

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こんな方におすすめ

 企業人事担当者(教育、採用担当者)
#越境学習を模索・推進したい#人的資本の好循環サイクルを生む具体的実践したい

  • 越境学習の重要性は認知しているが取り組みに至っていない。取り組みの手がかりをつかみたい方
  • 人的資本の情報開示が進む中、総論ではなく具体的実践に向けての方策を得たい方
  • 地域貢献×事業活動、CSV の取組みについて知りたい方
  • VUCA時代の産官学の関りによるESGの持続的事業活動を方向性を知りたい方
  • 高校生の探求学習をサポートしたいと考えている企業(CSRの一貫として高校と連携したい企業。教材やツールを提供したい企業など)

 

Day2 セッション4スケジュール

時間登壇企業内容
オープニングヒューマンアバンダンス株式会社(旧・株式会社ビジネス・サクセスストーリー)VUCA時代に求められる越境する人材開発
パネルディスカッションNECマネジメントパートナー株式会社

一般社団法人フィッシャーマンジャパ

THE SUNTORY UN!ON

  • 登壇企業の探究(越境学習)*自己紹介含む
  • 高校と企業が連携した探究の可能性
企業と高校の連携による探究サポートNECネッツエスアイ株式会社企業による高校への探究学習のサポート在り方
~防災シミュレーションにツールXVRを活用した探究学習~
質疑応答

まとめ

ヒューマンアバンダンス株式会社(旧・株式会社ビジネス・サクセスストーリー)

  • セッション全体に対しての質疑応答
    セッション中にチャットに記入いただいているものへ、登壇者より返答申し上げます

登壇者

NECマネジメントパートナー株式会社

逢坂浩一郎氏(スピーカー)

2000年にNEC入社。以来、人事部門一筋。最初の10年はHRBPとして、複数の事業部門人事を担当。2011年より人材開発担当として、タレントマネジメントやサクセッションプランニングに携わった後、2014年にNECマネジメントパートナーへ移り、幹部人材育成をはじめとした選抜型研修プログラムの企画・運営を手がける。2018年から越境学習を担当することになり、NECグループの社会課題体感型人材開発プログラムを企画。

 

一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン

一般社団法人フィッシャーマン・ジャパンは宮城から日本の水産業を『新3K(カッコよくて、稼げて、革新的な)産業に変えるべく、県内の漁師、魚屋、大手IT企業社員が集まり2014年に設立した団体。 2024年までに三陸に多様な能力をもつ新しい職種「フィッシャーマン」を1000人増やすというビジョンを掲げ、新しい働き方の提案や業種を超えた関わりによって水産業に変革を起こすことを目指す。

松本 裕也氏(スピーカー)

1985年10月19日生まれ。新卒でヤフー株式会社に入社し、2014年に石巻で復興支援を行う部署への異動に伴い、家族とともに石巻に転勤。 ヤフー社員と東北の若手漁師が、日本の水産業を「カッコよくて、稼げて、革新的」な新3K産業に変えるべく立ち上げた「フィッシャーマン・ジャパン」の事務局として活動。 地元水産加工業者を中心に30社100名超の実践型インターンプログラムのコーディネートや、お金ではなく地域自慢の魚で報酬を支払う副業・兼業サービス「GYOSOMON」をプロデュース。 ヤフーの石巻での活動終了後も、リモートワーカー兼パラレルワーカーとして石巻に残り、若手経営者とともに、水産業をアップデートすべく奔走中。

 

THE SUNTORY UN!ON

◆設立:2020年10月(※1)◆組合員数:3,729名(※2)◆組織構成:◇28支部21分会(※2)◇中央執行委員は専従12名(※3)
※1:サントリー労組・SBF労組の統合により結成  ※2:2022年11月1日時点  ※4:フード連合出向1名・育休1名含む

段 将大氏(スピーカー)

事務局長

平成2年北海道富良野市生まれ、座右の銘は「一生感動一生青春」、高校時代はハンドボール部
妻と子ども(長男3歳、次男10か月)の4人家族、現在RAIZAP挑戦中
2014年にサントリーに入社、グループ経理部にて決算業務を経験し現在まで労働組合に従事
労働組合では「組織運営」「労使交渉窓口」「人間力を高める」等を担当

 

NECネッツエスアイ株式会社(高校の探求学習をサポートするツール紹介)

NECネッツエスアイは、1953年に通信インフラの設置工事を行う会社として設立され、国内外の通信インフラや企業内ネットワーク等を中心に、コミュニケーション技術の発展と社会課題の変化に合わせて事業領域を拡大してきました。そして現在は、コミュニケーションサービス・オーケストレーターとして、企業、通信事業者、官公庁や社会インフラ事業者といったさまざまなお客さまに対し、SIから施工・サービスまで幅広い事業で価値を提供しています。
近年、クラウドサービスに代表されるデジタル技術や5Gをはじめとする次世代通信技術の普及が進み、企業や自治体などでDX化に向けた取り組みが本格化しています。こうした背景のもと、当社は2022年5月に、社会への実装が進みつつある「DX×次世代ネットワーク」の具現化と、新たな社会価値の創造に向けた変革の加速をテーマに、2022~2024年度の3か年を期間とする中期経営計画「Shift up 2024」を策定しました。「Shift up 2024」では、自らの変革を進めてお客さまとの関係性やビジネスモデルをさらに進化させていきます。当社は、自らが長期的に目指す社会像として「コミュニケーションで創る包括的で持続可能な社会」を掲げており、「Shiftup 2024」で示した「Sustainable Symphonic Society(持続可能で、豊かに響きあう社会)」は、2030年に実現すべき通過点となります。自らの使命であるNECネッツエスアイグループ宣言のもと、当社はこれらの社会の実現に邁進していきます。

 

ヒューマンアバンダンス株式会社(旧・株式会社ビジネス・サクセスストーリー)

「サステナブルな環境と経済」をコンセプトに「地域と取組む探究プログラム~DX×SX人材開発」を展開。このプログラムは、思考と経験の連動性、システム思考と統合的問題解決を軸とするWW型問題解決モデルを提唱する佐藤真久教授(東京都市大学)の監修によるプログラムであり、VUCA(変動性、不確実性、複雑性、曖昧性)社会に適応し、持続可能性を考え、行動・協働を生み出す人材開発を目的としたものです。
人的資本の情報開示が進む中、企業と地域が連動した実践型の人材開発を提供しています。

川九健一郎(モデレーター)

筆記具メーカー(パイロットコーポレーション株式会社)にて、国内ルートセールス、量販営業部に配属後、新規開拓部門の立ち上げに従事。その後、独立系人事コンサルティングファームで、人事制度構築、役員制度改革、教育体系コンサルティングを実施。制度設計にとどまらず、現場社員と共に、職場改革に踏み込んだプロジェクトマネジメントを多数経験。2011年よりヒューマンアバンダンス株式会社(旧・株式会社ビジネス・サクセスストーリー)を起業し、地域の20県800の組織と企業が“対話”しながら共に人材開発を行う実践的プログラムを自治体、NPO、NGO、DMO、高校、大学と連携し、実践している。
・立教大学大学院 ビジネスデザイン研究科ビジネスデザイン専攻 博士課程前期課程 修了
・所属学会:日本労務学会、ビジネスクリエーター研究学会

 

開催日時・形式

 2022年12月18日(日)10:00-11:30

zoomにて実施

毎回好評いただいているサミットです。

定員300名ですので、お早めにお申し込みください。

 

申し込み締切:2022年12月16日(金) 09:00
*株式会社トモノカイの申込みフォームより申込みください。
*学校の先生に向けたアンケート用紙になっていますので、回答に応えずらい場合は「その他」等、ご回答ください。